スキップしてメイン コンテンツに移動

ホストOSからゲストOSへsshでアクセスできるようにする

前回 ホストOSからゲストOSのsvnを使えるようにしました。

同様なポートフォワーディング等を使って、sshでアクセスできるようにします。

1. やりたいこと

  • ホストOS、その他PCからゲストOSにsshでアクセスする

2. やること

  1. ゲストOSでsshアクセスの設定
  2. ホストOSでポートフォワーディングの設定
  3. アクセスできるか確認

3. 操作の解説

ここまででsvnにアクセスできていれば面倒なところは無いのでさくさく進みます。

1. ゲストOSでsshアクセスの設定

1.1 インストール

ゲストOS上で以下のコマンドを実行し、インストールする
$ sudo apt-get install ssh

2. ホストOSでポートフォワーディングの設定

2.1 設定の更新

svnへポートを通した操作と似たようなことをsshのポート用に行います。
コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行。VirtualBoxのインストール場所が異なる場合は調整してください。
また、svnと同様にアダプタタイプが「PCnet」の場合は「e1000」を「pcnet」に書き換え、また「VirtualBox_Ubuntu」は各自が設定したマシン名に書き換えてください。
cd "C:\Program Files\Sun\xVM VirtualBox"
VBoxManage setextradata "VirtualBox_Ubuntu" "VBoxInternal/Devices/e1000/0/LUN#0/Config/guestssh/Protocol" TCP
VBoxManage setextradata "VirtualBox_Ubuntu" "VBoxInternal/Devices/e1000/0/LUN#0/Config/guestssh/GuestPort" 22
VBoxManage setextradata "VirtualBox_Ubuntu" "VBoxInternal/Devices/e1000/0/LUN#0/Config/guestssh/HostPort" 2222

2.2 設定の確認

念のため確認します。前記の位置で引き続き以下のコマンドを実行。
VBoxManage getextradata "VirtualBox_Ubuntu" enumerate
出てくる設定の記述を見て先ほど設定した内容が正しく設定されているか確認します。

3. アクセスできるか確認

適当なクライアントソフトで接続してください。自分はPoderosaを普段使っているので、そちらを使いました。
ホストOSから接続する場合、
  • ホスト名:localhost
  • ポート:2222
とし、ユーザー名、パスワード等は各自の設定を入力してください。

以上。
既にポートフォワーディングで接続できることはsvnの時点で確認できているはずなので、
特につまずくことなくいけると思います。

コメント

  1. この一連のホストOSから~って記事って、ホストOSからアクセスできることじゃなくて、外部のマシンからゲストOSにアクセスできることが重要なんだよね?
    ゲストOSのネットワークの設定をNATにしてるなら、ポートフォワードしなくても、ホストOSからプライベートアドレス指定でアクセスできるわけで。

    返信削除
  2. 他の仮想マシンソフトのことは使ったことが無いので分かりませんが、
    VirtualBoxのリファレンスを見ると、

    network services on the guest are not accessible to the host machine
    or to other computers on the same network.
    (6.4.1 Configuring port fowarding with NAT)

    とあり、ポートフォワーディングを行わないと同ネットワークの外部マシンだけでなく、
    ホストマシンからもアクセス出来ないようです。

    返信削除

コメントを投稿

このブログの人気の投稿

就活現況。

もう最近このタイトルばっかですが。 報告とメモ兼ねて。 今日、次回面接お越しくださいの連絡いただいた人事の方に 「やっぱり落ち着いて要点を話した方が良いですね^^」 と注意されてしまった。 「次の役員面接では改善を期待しています」だそうで。 この前の反省3つに共通するのがやっぱり、 結論を考え、筋道をある程度見通して落ち着いて簡潔に話す。 だなと再反省。 マインドマップにも追記し、改めて心に刻みつけようと思います。 金曜に結構重要な面接があるので、 明日のバイト先の仕事で意識しながら行動してみようと思います。 現況 ・説明会:12社  ・選考希望:7社   ・選考中:6社    ・1次選考予定:1社    ・1次選考中:0社    ・2次選考予定:1社    ・2次選考中:1社    ・3次選考予定:0社    ・3次選考中:0社    ・4次選考予定:1社    ・4次選考中:0社    ・5次選考予定:1社    ・5次選考中:0社   ・見送り(落選):1社  ・未定:1社

あけましておめでとうございます 2020

あけましておめでとうございます。 去年は1年通して仕事が忙しかったことを言い訳に、何も抱負を達成せずにのんべんだらりと過ごしてしまった一年でした。 去年一切達成できなかった抱負ですが、盛大にハードルを下げつつ、今年も書いておこうと思います。 - 英会話コースを受講する - 隔月で新しいことを体験する(間の月は次の月にやることを考える) - 個人でゲームを作成してプラットフォームへ上げる - 4半期ごとに達成状況を確認して、余裕があったら目標を追加する 以上です。 今年もよろしくお願いいたします。

sonictemplate-vim を denite.nvim で使うための source と kind を書きました

sonictemplate-vim を denite.nvim で使うための source と kind を書きました こうなって こうなって こう宣言したので Meguro.vim #9 で 進捗 を出してきました コメント等合わせても 50行 程度の実装です 概要 sonictemplate-vim を denite.nvim から呼び出すための拡張用 source & kindを書きました sonictemplate-vim-denite-extension これはなに? mattn さんが作成されている sonictemplate-vim の機能を、 Shougo さんが作成されている denite.nvim を経由して呼び出せるようにするための source と kind の実装です なにができるの? :Denite sonictemplate を execute すると、適用対象テンプレートの候補が denite.nvim のインターフェースでリスト表示される リストからテンプレートを選択( <Enter> )すると、ソースコードに適用される それ :Template でできるよ そもそも :Template までが command モードで入力された状態で <Tab> 等を押せば、候補が表示&補完される機能が本家の sonictemplate-vim 自身に備わっているので、必要十分ではあります ならなんで作ったの? 自分が denite.nvim のインターフェースにかなり依存して Neovim を用いているため、作業中の操作を極力ひとつに統一させておきたい denite.nvim 上で候補リストを表示することで、候補の絞り込み機能が提供されるため、少し便利になる Vimスクリプトコーディングのリハビリを兼ねて書きたかった (Python スクリプトだけど) 辺りが主な理由です なんで fork じゃなく別リポジトリで作ったの? 以前 unite.vim 用の source & kind を作ったときは、 Vim があれば使えたので一緒でも良かったのですが(実際当時はそこまで考えてませんでしたが)、今回は de