スキップしてメイン コンテンツに移動

USBメモリでポータブル環境を作る(その2)

その1では、環境作りの前の下地を作成しました。
その2では、実際にソフトを入れ、完成させて、使ってみます。

2.ポータブル環境用ソフト選び

この辺りは基本的にこの二つのサイト
を参照して、自分の使いやすい環境にすべくソフトを詰め込みます。

中でも恐らく必須なのは、ランチャーです。
自分は前者のサイトでも紹介されている
をデスクトップやノートPCでも愛用しているので、こちらを使いました。

ランチャー選びの注意点として、
接続するPCによってドライバ名が変わるため
ランチャーは相対パスで指定できなければなりません。

その辺り対応しているランチャーが先ほどのまとめ や、USBメモリ徹底活用術 で紹介されているので
使いやすそうなものを選んでみてください。
自分はコマンド入力式のランチャーがなければ生きていけません。

残りのアプリケーションは好みで。
参考までに自分が入れているアプリケーションをさらすと
現在のところこれらになります。

今現在使っているUSBメモリがそれほど容量が大きくなく、転送速度もそれなりなため
あまり重そうなソフトは入れていませんが、
軽くて便利なソフトは他にも多々あるので、
個々使えそうなアプリを探してみてください。

重そうなので入れていませんが、OpenOfficeのPortableバージョンなどもあります。

3.用途と感想等

ということで、ここまで携帯環境構築を色々と垂れ流しました。

様々なソフトの設定がいつでもどこでも保持されている状態なので、
いつどこのどのPCでも自分の使いやすい環境が維持されることになります。

ただしまぁセキュリティ上ネカフェとかのPCで使うのはやめておいた方が良いと思いますが。

転送速度が十分速いお高めのUSBメモリであれば、
USBメモリに入れているアプリは自分の使う自宅ノート、デスクトップや
会社、学校のPCには全くインストールせず、常にこの環境を使うことで
どんなときでも現在の設定が同期された環境を作り上げることができます。

その他、設定ファイルや、仮想環境データ等もUSBメモリに入れて持ち歩けば、
様々なファイル、アプリケーションの設定の同期や、バージョン管理まで
いつでもどこでもPCさえあればできるという
夢の環境が構築できる(はず)と思います。


自分はもう少し良いUSBメモリを購入してから上記のような環境作りに挑戦したいと思いますが、
今のところ学校とバイト先のPCで先ほどのソフトウェアによる環境を展開し、
色々と作業を行っています。

FirefoxやVim等、
自分に適した設定を構築するのに結構な手間隙がかかるアプリケーションにおいては、
この環境を構築することで、慣れないPCを使うストレスがかなり解消されました。

また、バイト先では、時々使うPCが変わったりするのですが、
基本的な環境はすべてUSBメモリに入っているため、特に抵抗なく移行することができ、
そこそこの便利さを感じられています。


ここまで説明した内容でどこまで感じられたかはわかりませんが、
この環境作りはまだまだかなりの拡張が考えられ、
夢の環境作りへの妄想は膨らむばかりです。

どんどん安く、速く、小さくなる記憶メディアを有効に使うため、
色々と自分の夢と妄想を具現化してみてください。

コメント

このブログの人気の投稿

sonictemplate-vim を denite.nvim で使うための source と kind を書きました

sonictemplate-vim を denite.nvim で使うための source と kind を書きました こうなって こうなって こう宣言したので Meguro.vim #9 で 進捗 を出してきました コメント等合わせても 50行 程度の実装です 概要 sonictemplate-vim を denite.nvim から呼び出すための拡張用 source & kindを書きました sonictemplate-vim-denite-extension これはなに? mattn さんが作成されている sonictemplate-vim の機能を、 Shougo さんが作成されている denite.nvim を経由して呼び出せるようにするための source と kind の実装です なにができるの? :Denite sonictemplate を execute すると、適用対象テンプレートの候補が denite.nvim のインターフェースでリスト表示される リストからテンプレートを選択( <Enter> )すると、ソースコードに適用される それ :Template でできるよ そもそも :Template までが command モードで入力された状態で <Tab> 等を押せば、候補が表示&補完される機能が本家の sonictemplate-vim 自身に備わっているので、必要十分ではあります ならなんで作ったの? 自分が denite.nvim のインターフェースにかなり依存して Neovim を用いているため、作業中の操作を極力ひとつに統一させておきたい denite.nvim 上で候補リストを表示することで、候補の絞り込み機能が提供されるため、少し便利になる Vimスクリプトコーディングのリハビリを兼ねて書きたかった (Python スクリプトだけど) 辺りが主な理由です なんで fork じゃなく別リポジトリで作ったの? 以前 unite.vim 用の source & kind を作ったときは、 Vim があれば使えたので一緒でも良かったのですが(実際当時はそこまで考えてませんでしたが)、今回は de

就職活動現況報告

今週若干余裕があるので少しネタの更新・・と思っていますが 研究も進めないといかんので保留。。 本を読む本 (講談社学術文庫) をほぼ読み終わったので 電車の中で次はviの本かWebプログラミング基本みたいな本を読もうと思います。 後は久々に漫画を衝動買い。 ぷりぞな6 1 (サンデーGXコミックス) これ。絵描いてる人が韓国の人らしい。 ブラックラグーンの作者が支持みたいなことが書いてあったので読んで見ました。 まー絵は萌え系みたいな感じだけどシリアス混じってて面白そうかな? Amazonでは絵が無いですが一応公式の紹介は GX作家&作品紹介 こんな感じです。 結構表紙飾っているようなので見たことある人も居るかもしれません。 で、タイトルの就活現況では、前回順調とか言ってましたが 志望していた6社のうちとうとう1社落ちました。 しかも結構でかいところです。 グループ面接の時点で落ちてしまったので、 もしかしたら表面の部分(礼儀とか仕草)で落とされたのかもしれないですが、 反省としては 内容が冗長で話す内容が長かった 何か反論された時に言い訳じみた答えを返してしまった 自分はエンジニア経験があるんだ的な内容を押しすぎた 辺りと考えています。 で、対策。 まず冗長分ですが、今のところ話す内容を完全に決めてしまわずに、 ある程度の枠を決めてその場で考えて話しているので もうちょっと 質問の後に結論を考えてから内容を話す ように気をつけようと思います。 反論じみた言い訳というのは、とっさに返してしまう対応策みたいなもので、 相手に この人は実務でミスしてもその場対応するんじゃないか という印象を与えてしまった気がしております。 ので、対策としては 一度相手の内容を肯定して、その上で簡潔にこうすればいいんじゃないかと思うと一言返す 位に留めようと思います。 最後にエンジニア押しは、一応自分の売りの一つではあるので止めることはせずに 事実だけをしっかり伝えて冗長分は省く というような感じにしようかと思います。 以上。 自分の反省なので発信するような内容じゃないんですが、 文に書かないとなかなか省みない性格なので文にして発信。 結論を言えば「もっと落ち着いて簡潔に」を心がけるといったところでしょう。 正直面接凄い苦手なのでなかなか落ち着くのはきついですが、 省みなずに 運