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More Joel on Softwareを読んでみた

プログラマ、エンジニアやそれを雇う側のビジネスにおける仕事の捉え方、考え方を著者流のユーモアを交えて考察を展開するブログ「Joel on Software
このブログ記事選集の続編が出たので早速購入して読んでみました。

前作と同様、Joel流の考え、主張を面白おかしく展開しており、
プログラミングに関わる仕事に就いている、又は就こうとしている人にとって非常に身近な話題がちりばめられているため、
諸所で共感したり、納得したり、たまに反感を持ったり(大抵それを予期したJoelのコメントが入っているが)してあっという間に読み進めることのできる内容になっています。

これからプログラマとしての仕事に就こうとしている学生向けの記事もあったので、もう少し早めに出してくれれば・・・等と思ったり思わなかったり。

やはり、仕事の進め方や仕事環境の作り方、お客との関わり方などの主張・意見はプログラミングだけでなくマネジメントを多く経験しなければ中々考えが至らない磨きぬかれた方法が多く、
現在プログラマ、SEの仕事をしている人のみならず、自分のようなこれから仕事に就こうとしている人にも参考にできる内容が多々あるように思いました。

また、Joelは非常にプログラマを重用しており、著者の会社「FogCreek」では全員に個室と外が見える窓、ペアプログラミングのできる広い机などなど
プログラマーであれば一度はこんな環境で仕事してみたいと思うような環境の話や、その重要度などの記事も載っていて、
…夢が見られます。
中々今の日本の環境でこの開発環境を手に入れるのは難しいと思うので、ちょっと凹みますが。
その気があればJoelのように自分でそんな理想の環境を持てるような会社を立ち上げればいいんですよね。
…夢が見られます。

ともあれ、どうしても個人として仕事や趣味でプログラミングをしていると、周りが見えなくなり勝ちなので、
定期的に今作と前作を読んで軌道修正していくことで、根本のところで間違いの起こらないような考え方を保つバイブル的本になるのではないかと思います。

追記
読書メーターの感想を見ると、皆凹んでます(´-`)
やはり現在の日本環境と理想は遠いといったところなんでしょうか。。

コメント

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